今日は少し長くなりますが、私が実際に体験した出来事をお話しします。
※2026年8月時点の体験です
この記事を書いた理由
この記事では、私自身がTikTokから届いた企業案件をきっかけに、実際に詐欺被害に遭いかけた体験をまとめています。
同じようにフリーランスとして活動されている方や、SNSで企業案件を受けている方が、被害に遭わないために、実際にどのような流れで話が進んだのかを知っていただければと思い、この記事を書くことにしました。
「自分は大丈夫」と思っていても、巧妙に作られた契約書や電子契約など、手続きが進んでいくと、私自身も疑うことができませんでした。絶対に許しません!!!この記事が、ひとりでも多くの方が詐欺に気づき、被害を防ぐためのきっかけになればと思っています。
数時間前のはじまり
幸い、お金を振り込む前に主人が異変に気づき、
警察(#9110)にも相談したため、金銭的な被害はありませんでした。本当にあと一歩でした。
これはほんまに起きた「TikTokの企業案件を装った詐欺」に遭いかけたお話。です。
最初は案件を完全に信じていました。

DMの内容も丁寧で、契約書も届き、電子契約まで進み、「報酬が入金された」という画面まで表示されました。
だからこそ、「これは本物だ」と思ってしまったのです。
でも最後に、「出金するには、現在表示されている金額と同額を振り込んでください。」
と言われました。
主人がその画面を見て、
「それはおかしい。」
と言ってくれたことで、詐欺だと気づくことができました。
正直、私はその時点でも「そういう仕組みなのかな?」と思っていました。
もし主人が止めてくれなかったら、実家の母にお金を借りてまで振り込んでいたかもしれません。本当にゾッとします。
この記事は前半と後半でわけます。内容が大変濃いためです。
胃もたれをおこさぬようにお伝えします。
これからTikTokやInstagramなどで企業案件を受けようと思っている方には、ぜひ最後まで読んでいただきたいです。
詐欺だと気づくまでの流れ
TikTokのメッセージ

詐欺だと疑った日から
アカウントへ送信できなくなっていた
ある日の夕方、TikTokを開くと企業案件と思われるDMが届きました。
内容は、「【商品名】のギフトセットをの動画を作ってもらえませんか?」というもので、
実在する企業名が記載されており、商品の紹介ページへのリンクも添えられていました。
「私にも企業案件が来た!」

最初は突然のメッセージに驚きましたが、「私にも企業案件が来た!」
という嬉しい気持ちのほうが大きかったのを覚えています。
これまでコツコツと動画投稿を続け、少しずつ再生数やフォロワーが増えてきていたので、素直に喜びました。主人も「ついに案件きた!お祝いしなきゃ」と喜んでくれました。
なにより疑う部分がなかった
DMの文章も丁寧で、不自然な日本語はほとんどありませんでした。また、実在する企業名や商品ページへのリンクも掲載されていたため、この時点では疑うことはありませんでした。
私は慎重に進めたいと思い、「顔出しなしでも可能ですか?」「投稿本数は何本ですか?」など、気になる点を一つひとつ確認しながらやり取りを始めました。
今振り返ると、この時点ではまったく詐欺だとは思っていませんでした。
実際に送られてきたメッセージ
LINEへ誘導された

TikTokで「本アカウントはご案内専用のため、詳細はLINEでご説明いたします。」とのことだったので、
LINEへ連絡を入れました。
正直、この時点では特に違和感はありませんでした。最近は企業でも、LINE公式アカウントを使って問い合わせやサポートを行っているところが増えていたからです。チャットGPTへも相談しましたが、実際にある某有名店ありますが、「このやりとりに関しては疑問です。
実際に案内されたLINEは企業名が表示されており、担当者の名前も書かれていました。
LINE公式アカウントだったから信用した

さらに、
「初回はシステムの仕様上、お客様から『確認』と送っていただかないと個別に返信できません。」
という説明もありました。
「なるほど、LINE公式アカウントだからそういう仕様なのかな。」
と、その時は自然に受け入れてしまいました。
今振り返ると、小さな違和感はいくつかありました。
例えば、
- LINEを伝えた数日後、
TikTokで返信しようとすると「メッセージを送信できませんでした」と表示されたこと。 - LINEで「画面表示に問題がないか確認したいので、今のトーク画面をスクリーンショットで送ってください」とお願いされたこと。
当時は、
「システムの不具合なのかな。」
と思ってしまい、深く考えませんでした。
しかし、今になって振り返ると、
「なぜそこまでLINEへ移動させたかったのか」
「なぜトーク画面のスクリーンショットが必要だったのか」という点には疑問が残っています。
この時点ではまだ、「詐欺かもしれない」という考えは全くありませんでした。
むしろ、
「初めての企業案件だから、こういう流れなんだ。」
そう信じていたのです。
一応、いつもの相方チャットGPTにも相談したみたところ・・
「表示確認のためスクショを送ってください」というお願い自体が、
即アウトというわけではないです。
ただ、今のトーク画面には、LINEのアカウント名やアイコン、時刻などが写っていますよね。 それをわざわざ送る必要が本当にあるのかは疑問です。「理由を聞くのをおすすめします。」とチャットGPTに言われました。優秀です。
思っていた以上の報酬

LINEでやり取りを続けていると、企画の詳しい内容や報酬について説明を受けました。
3ヶ月間の契約で、毎月1本程度の動画を投稿するという内容でした。
そして提示された報酬は、
↓月額60,000円(税込)×3ヶ月↓
合計で180,000円。
さらに、広告宣伝費として60,000円が別途用意されるという説明でした。
正直、最初にこの金額を見た時は驚きました。
これまで動画を作って投稿してきたことを見てもらえたのかなと思うと、すごく嬉しかったです。
主人にも相談すると、「よかったやん!」と一緒に喜んでくれました。
最近は「こどもも大きくなってきたのでさらに頑張らないとな……」と思っていた時期でもありました。
だからこそ、企業の方から直接声をかけていただけたことが、本当に嬉しかったのです。
「再生数が落ちていても、ちゃんと見てくれている人はいるんだ。」「続けてきてよかった。」
そんなふうに思いました。
この時の私は、このあと、「ちょっとおかしくない?」と言われることになるとは思ってもいませんでした。
